2023年5月28日 / 最終更新日時 : 2023年5月28日 koshc アスベスト,中皮腫,肺がん,じん肺 歳歳年々人同じからず 泉南石綿の碑記念式開催 ●泉南 さる4月22日、大阪府泉南市の泉南石綿の碑前にて、泉南アスベストの碑第9回記念式が開催された。 当日は、雲一つない快晴だったが、爽やかというには少し肌寒い風が吹いていた。しかし、そんな風にも負けず、式典には50人程度の人 […]
2023年5月28日 / 最終更新日時 : 2023年5月28日 koshc アスベスト,中皮腫,肺がん,じん肺 アスベスト被害全国無料ホットライン<2023年12月15-16日>の相談から~ ●全国 2022年12月15日、16日の両日にかけて、東京、名古屋、大阪、兵庫、福岡でアスベスト被害全国ホットラインが開催された。大阪拠点では両日で約130件の相談があった。2023年1月に相談内容の整理と担当者の分担を行い、各 […]
2023年4月28日 / 最終更新日時 : 2023年4月28日 koshc 労災・安全衛生・労働相談 2023年連合大阪「外国人労働者なんでも電話相談」実施●大阪 多言語相談対応できる機関は行政も含めて増えてきた。現在はインターネット翻訳も発達し、また誰でも端末を持っているだろうから、どんなことでも検索して翻訳すれば一定の情報は手に入るに違いない。 それでも、問題に直面して、解決を […]
2023年1月12日 / 最終更新日時 : 2023年1月12日 koshc 労災・安全衛生・労働相談 なぜ進まない農作業の労災事故対策/死亡270人/年なのに安全衛生置き去り ほんとうは農作業中の労災死亡が一番多い 図1の左の円グラフをみてほしい。 厚生労働省が公表した2020年(令和2年)の労働災害による死亡者数802人の業種ごとの内訳を示したものだ。業種の分け方は、現在進められている第13 […]
2023年1月11日 / 最終更新日時 : 2023年1月11日 koshc 労災・安全衛生・労働相談 酪農技能実習生が牛に顔面蹴られ重傷、治療費しか労災にせず●青森 外国人技能実習生のAさんは、2020年に来日し、青森県B町のC社という牧場で働いている。業務は乳牛の搾乳であったが、2021年3月12日の早朝、作業をしようとしたところ牛の後足で顔面を蹴られ重傷を負った。幸い脳に異常がな […]
2022年5月4日 / 最終更新日時 : 2022年5月4日 koshc 労災・安全衛生・労働相談 安全のきいわあど/その35・医師による面接指導2 職場における医師の役割は、法律でいろいろと定められている。最初に大規模な工場で選任が義務付けられたのが「工場医」だった。昭和13年の工場法改正で、「500人以上の職工」が条件になっている。戦後になると労働基準法は「医師で […]
2021年2月10日 / 最終更新日時 : 2021年3月1日 koshc 労災・安全衛生・労働相談 不法就労者の労災と解雇/愛知 8年におよぶ不法残留中のイッタンさんは、不法就労者が集住する東海地方でこれまで問題なく仕事と生活を送ってきた。しかし、昨年11月にプレス機に手を挟まれて重傷を負い、そのまま病院に置き去りにされたためにその後の生活も就労も […]
2021年1月31日 / 最終更新日時 : 2021年1月31日 koshc 労災・安全衛生・労働相談 安全のきいわあど/その34・病者の就業禁止 伝染病の疾患にかかっている労働者が働いていると、周囲の健康な労働者に感染させるおそれがある。また。働くことによって病気が悪化してその労働者自身が困ることもある。 そのため労働安全衛生法は、一定の病気にかかった労働者につい […]
2020年7月15日 / 最終更新日時 : 2020年8月6日 koshc 労災・安全衛生・労働相談 雇用なき労働と外国人労災。労働者を特別加入させ請負業者と偽装する手口/三重 フレドリックさんは2017 年にガールフレンドと短期滞在で来日し、直後に二人で難民申請を行って今日まで滞在を続けている。この3年の間に二人の子も儲け、一家で仲良く暮らしてきた。 フレドリックさんは、まったく日本語ができな […]
2019年10月27日 / 最終更新日時 : 2021年1月31日 koshc 労災・安全衛生・労働相談 安全のきいわあど/その30・一人親方等 増える建設業一人親方等の死亡災害 建設業で一人親方等の労働災害が増えている。「一人親方等」というのは労働者を使用しないで一人で事業を行う一人親方、それに労働者を使用しながら自らも働く事業主、役員、家族従事者を指している。 […]
2019年10月10日 / 最終更新日時 : 2020年9月21日 koshc パワハラ,いじめ,うつ病,精神疾患 全国一斉「職場のいじめパワハラ相談ほっとライン」 東京・名古屋・神戸の相談ポイントに9/7-8の2日間で73件の相談 9月10日は、世界保健機関(WHO)が「自殺に対する注意・関心を喚起し、自殺防止のための行動を促進すること」を目的として、「世界自殺予防デー」と定められている。職場においても、モラルハラスメントの問題が重視されるようにな […]
2019年1月15日 / 最終更新日時 : 2020年6月12日 koshc 労災・安全衛生・労働相談 通勤災害の認定について(15)通勤途上の暴力 「歩きスマホは危険です」というポスター を鉄道駅構内でよく見かけるようになり、 駅アナウンスでも携帯端末のゲーム機能に夢中になるな、との啓発放送を繰り返して いる。 前をよく見ずに移動することで転倒や他の乗客との衝突など […]
2019年1月14日 / 最終更新日時 : 2020年6月12日 koshc 労災・安全衛生・労働相談 通勤災害の認定について(14)通勤途中の意識消失:原因は持病か「満員電車」か 通勤に起因することの明らかな疾病 閉所恐怖症のため、満員電車で発作が起こる心配を抱えた人の話を聞いたことがある。また、心臓にペースメーカーや細動除去装置を導入している方をはじめ、基礎疾患を抱えながら仕事に就かれる方は少な […]
2019年1月13日 / 最終更新日時 : 2020年6月12日 koshc 労災・安全衛生・労働相談 通勤災害の認定について(13)ショッピングセンター駐車場は「経路」か 日常生活上必要な行為 通勤の途中において、労働者が通勤から逸脱、中断をする場合には、その後は就業に関して行う行為というよりも、 もともとの目的が逸脱・中断の元となった行為のためであるから、もはや通勤ではない、という原則が […]
2019年1月12日 / 最終更新日時 : 2020年6月12日 koshc 労災・安全衛生・労働相談 通勤災害の認定について(12)遠回りは非合理か (再)審査請求事案から 前回まで一通り、テキスト通りの議論を行ってきた。取り上げてきた事例もリーディングケースとして数十年にわたって参照され続けているものばかりである。しかし、事件というものは 1 件 1 件すべて異なる […]
2019年1月11日 / 最終更新日時 : 2020年6月12日 koshc 労災・安全衛生・労働相談 通勤災害の認定について(11)善意行為 善意行為で被災しても 人に親切にすることで非難されるいわれはないが、 通勤災害に関わる問題となると事情が異なる。 善意行為(救助、援助等)は、通勤と関連のない行為であって、 法7条1 項2号の「労働者の通勤による負傷、疾 […]
2019年1月10日 / 最終更新日時 : 2020年6月12日 koshc 労災・安全衛生・労働相談 通勤災害の認定について(10)自宅の範囲 自宅敷地の内と外 今回は自宅の範囲について学習する。解説書などで紹介されているケースは、「マイカー通勤をしている被災労働者は、当日出勤のため、 自宅敷地内にある車庫から車を車庫外に出そう と操作したが、 車庫内の地盤が凍 […]
2019年1月9日 / 最終更新日時 : 2020年6月12日 koshc 労災・安全衛生・労働相談 通勤災害の認定について(9)自宅でない「住居」からの通勤 長女宅や病院からの通勤 ここ2回ほど住居について学習をしてきたが、住居とは、労働者が居住して日常生活の用に供している家屋等の場所で、労働者本人の就業のための拠点となっているところをいう。 今回は、 日常生活の用に供してい […]
2019年1月8日 / 最終更新日時 : 2020年6月12日 koshc 労災・安全衛生・労働相談 通勤災害の認定について(8)友達や恋人宅への 「帰宅」 就業のための拠点 前回は単身赴任者の住居について学習した。家族の住む家と、 赴任先の家の2つの住居を持つ単身赴任者がいずれの家から勤務先に向かっても通勤として認められることはもとより、 2つの住居間の移動も通勤となる。ま […]
2019年1月7日 / 最終更新日時 : 2020年6月12日 koshc 労災・安全衛生・労働相談 通勤災害の認定について(7)単身赴任者住居と自宅の移動 単身赴任はつらいよ 毎年3月の中旬になると「転勤の内示を受けたのだが、なんとか回避できないか」という相談が入る。彼らの背景事情を聞いてみると、子供が生まれてママ友ができた妻が転勤先に同行したくない、子供が学齢期であって転 […]