2023年9月19日 / 最終更新日時 : 2023年9月19日 koshc アスベスト,中皮腫,肺がん,じん肺 安全のきいわあど/その37・電動ファン付き呼吸用保護具(PAPR) 粉じんや化学物資など有害物を体内に取り入れることを防ぐ、最後の砦となるのが呼吸用保護具(マスク)だ。人の五感で感じることのできない微細な有害物をフィルタで取り除き、体内に入り込むことを防ぐ、極めて大事な装置だ。 マスクの […]
2023年7月2日 / 最終更新日時 : 2023年7月10日 koshc 法令・通達・ガイドライン アウトプット指標、アウトカム指標で労働災害減少達成へ~第14次労働災害防止計画がスタート 目次 第13次災防計画の数値目標達成状況は?歯止めが利かない死傷者数増加傾向検証重視、第14次災防計画の指標設定増加する行動系災害への対策強化は?高年齢労働者の労働災害対策は?計画期間中に検証が大事第13次災防計画の数値 […]
2023年7月2日 / 最終更新日時 : 2023年7月2日 koshc 法令・通達・ガイドライン 労災受給の権利を事業主から守れ!/メリット制廃止の院内集会参加レポート●東京 まさに五月晴れだった5月22日、衆議院第一議員会館にて、「労災被災者の生活と権利を守り、労災保険料のメリット制の廃止を!!」と題された院内集会が開催された。 当日、議員会館に入ってすぐの待合スペースで、犬が3匹ほど行儀よ […]
2023年5月25日 / 最終更新日時 : 2023年5月25日 koshc 労災職業病・安全衛生の取組・対策 労災被災者の生活と権利を守り、労災保険料のメリット制の廃止を‼5月22日・全国安全センター国会院内集会 労災事故や疾病により労災保険給付を受給する被災労働者が出た事業場は、一定の規模、業種の場合、労災保険料が割り増しになる。その逆に、労災が出ていない場合は労災保険料が割引になる。 労災保険のメリット制だ。 メリット制によっ […]
2023年4月28日 / 最終更新日時 : 2023年4月28日 koshc 労災事故,難聴,障害補償,審査請求 建設業/墜落・転落災害防止措置の強化~一側足場の使用範囲限定、足場点検者の指名義務化など~ 目次 死亡災害の4分の1は墜落・転落実務者会合が報告書小規模工事のノウハウ不足マニュアルの作成と周知で対策強化へ手すり・中さんの規制外の一側足場使用範囲の明確化が必要足場の組立・解体は正しい手順で屋根上からの墜落を防ぐマ […]
2023年4月28日 / 最終更新日時 : 2023年4月28日 koshc 法令・通達・ガイドライン 安全のきいわあど/その36・最大積載量2トン以上の貨物自動車 死亡災害の原因のトップは「墜落・転落」で、死傷災害でも「転倒」に続く第2位だ。その墜落・転落の原因のトップは「はしご等」だが2番目はトラック。 そのトラック(貨物自動車)からの荷の積み降ろし作業にかかる安全衛生対策の規制 […]
2023年3月10日 / 最終更新日時 : 2023年3月10日 koshc 有機溶剤,有害化学物質,皮膚障害 自主管理による新たな化学物質規制法/2023年4月1日から施行 厚生労働省は2021年7月19日に「職場における化学物質等の管理のあり方に関する検討会報告書(以下、「報告書」)」をとりまとめた。それに基づき、安全衛生法施行規則等の改正する政令や通達が2022年2月と5月に多数発出され […]
2023年1月12日 / 最終更新日時 : 2023年1月12日 koshc 労災職業病・安全衛生の取組・対策 労災保険料についての事業主不服申立制度に反対する!!東京緊急アピール行動 労災保険を使用して増額された保険料に対して、事業主が不服申し立てできる制度が作られようとしている。2022年10月26日、厚生労働省は「労働保険徴収法第12条第3項の適用事業主の不服の取扱いに関する検討会」を開催した。 […]
2023年1月12日 / 最終更新日時 : 2023年1月12日 koshc アスベスト,中皮腫,肺がん,じん肺 建設アスベスト訴訟の現在 目次 建設アスベスト訴訟の現在全国、関西の状況O氏意見陳述書 2022(令和4)年12月12日関西建設アスベスト大阪訴訟2陣・3陣の結審にあたって村松昭夫(大阪アスベスト弁護団長)1.建設アスベスト訴訟 の到達点 と残さ […]
2022年11月1日 / 最終更新日時 : 2022年11月1日 koshc パワハラ,いじめ,うつ病,精神疾患 精神障害の労災認定基準改訂に向け専門検討委員会開催中/狙いは処理の迅速化 厚生労働省は、現在、精神障害の労災認定の基準に関する専門検討会を開催している。 「心理的負荷による精神障害に係る業務上外の判断指針について」という判断指針でしかなかったものが2011年12月に「心理的負荷による精神障害の […]
2022年10月31日 / 最終更新日時 : 2023年8月9日 koshc 法令・通達・ガイドライン 労災保険制度における事業主不服申し立て制度の導入を許すな!全国安全センターが緊急声明2022/10/31 労災認定に対して会社=事業主が不服申立ができる制度が導入されようとしている。 会社の労災隠しや労災否認、被災労働者へのハラスメントや不当解雇が横行している昨今、実質的に、労災認定そのものに対して事業主が不服申立ができるし […]
2022年2月10日 / 最終更新日時 : 2022年3月2日 koshc 法令・通達・ガイドライン 労基法災害補償請求権の消滅時効、不当な2年据え置き 目次 民法は短期時効を廃止したのに…?賃金請求権は当分3年という不思議災害補償はなぜ2年据え置きなのか「理由」は不可解そのもの本当の理由は、他の制度との関係?早期の検討が必要権利を喪失する被災者の立場で改正への声を民法は […]
2022年1月5日 / 最終更新日時 : 2022年1月5日 koshc 法令・通達・ガイドライン 照度基準引き上げ、独立個室型便所の位置づけ~事務所衛生基準規則の改正 事務所における衛生基準を定めた事務所衛生基準規則(以下、「事務所則」という。)が改正され、この12月1日に公布された。主な改正内容は、作業面の照度基準の引き上げ、便所の設置基準、救急用具の内容の改正などとなっている。ここ […]
2022年1月5日 / 最終更新日時 : 2022年3月10日 koshc 有機溶剤,有害化学物質,皮膚障害 特集2/厚労省検討会が新たな化学物質管理のあり方をまとめる:制度見直しの基本=「自律的な管理」とは? [toc] 目次 検討のきっかけリスクアセスメントを主とする自律的管理年明け法制化へ検討のきっかけ 厚生労働省の専門検討会は、「職場における化学物質等の管理のあり方に関する検討会報告書(以下、「報告書」)(厚生労働省ホー […]
2021年11月3日 / 最終更新日時 : 2021年11月3日 koshc 労災事故,難聴,障害補償,審査請求 安全帯→墜落制止用器具-2022年1月2日完全施行へ [toc] かつてのいわゆる安全帯は、来年2022年1月2日からは使用できなくなる。「安全帯」という言葉が「墜落制止用器具」に置き換わるという内容で2018年6月に改正公布され、翌2019年2月に施行された政省令で規定さ […]
2021年11月3日 / 最終更新日時 : 2023年7月5日 koshc 法令・通達・ガイドライン 脳・心臓疾患等の労災認定基準改正-過労死ライン以下でも他の負荷要因も考慮 目次 20年ぶりの改正長期間の過重労働の評価改正異常な出来事の明文化【参考】20年ぶりの改正 今年9月14日、労災保険の脳・心臓疾患についての認定基準が、20年ぶりに改正された。 これまでは、2001年(平成13年)12 […]
2021年9月4日 / 最終更新日時 : 2021年9月4日 koshc 法令・通達・ガイドライン 補償における不公平な取扱い~船員に対する障害補償および遺族補償 アルディさんは2018年10月、外国人技能実習生として漁船で作業中、あやうく右足を失う事故に遭った。足関節から下を切断するべきところを、なんとか形だけは残したいと努力し、何度も手術を繰り返した。技能実習期間を修了しても療 […]
2021年4月17日 / 最終更新日時 : 2021年9月8日 koshc 法令・通達・ガイドライン 65~70歳の高年齢者の業務委託に労災保険特別加入制度 事業や作業の種類を問わず 目次 70歳就業確保法そのままでは何の補償制度もなし/業種・作業の制限なしで制度創設危険な作業は他の第2種特別加入/重複加入も前提に織り込み済みまったく未知数の創業支援等措置/安易な高年齢者への押し付け懸念70歳就業確保 […]
2021年4月17日 / 最終更新日時 : 2021年4月17日 koshc 法令・通達・ガイドライン 労災の請求、押印不要に!権利行使の形式的阻害要因を排除 役所に提出する書類に必要だった押印が廃止されている。労災保険の様々な請求書をはじめ労働関係の書類についても、ほとんどの様式が改正され、「印」の文字が消えている。 政府は昨年7月17日の閣議決定で、「法令等又は慣行により、 […]
2021年2月10日 / 最終更新日時 : 2021年3月1日 koshc 法令・通達・ガイドライン 労災保険特別加入の対象を拡大 柔道整復師、芸能従事者、アニメーション制作従事者 労災保険が適用される特別加入の範囲が拡大される。今年4月1日から拡大対象となる職種は、柔道整復師、芸能従事者、アニメーション制作従事者の3職種だ。12月24日付けで労働政策審議会に諮問され、同労災保険部会で承認された。 […]