小野ハーフマラソンに参加/中皮腫サポートキャラバン隊、中皮腫・アスベスト疾患・患者と家族の会●兵庫

2024年12月8日兵庫県小野市大池総合公園で、第11回小野ハーフマラソン2024が開催された。私は、前日の7日に大池総合公園内のブースへ当日の荷物の搬入を行い、当日の朝、ホテルルートイン加東に宿泊している2人を迎えに行き、会場に向かった。前段の打合せで、会場に午前7時45分に全員集合となっており、集合したのちにテント内の設営に取り掛かった。
中皮腫サポートキャラバン隊、中皮腫・アスベスト疾患・患者と家族の会の参加は今回で2回目で、関東や東海など遠方からの参加者もあり、また荒尾誠也さん(胸膜中皮腫患者、株式会社ライブリッツ社長)の全面的な協力を得てテントひと張りを借りて、ブース内でのアスベスト患者のパネル展示、関連書籍の販売、アクセサリや小物の販売、リーフレット、ポケットティシュを配布するなど啓発活動を行うと同時に、マラソンにも7人が参加した。また、大会主催者側からの公式発表でマラソン参加人数は5800人とのことだった。
キャラバン隊や患者と家族の会からは3人、兵庫医大の橋本昌樹先生と株式会社ライブリッツから3人の合計7人がマラソンに参加し、うち2人がハーフ(20km)、5人が5kmに挑戦した。すべての参加者が無事完走を果たした。
中でも胸膜中皮腫患者が30分の好タイムで完走し、テント内は大いに盛り上がった。昼からは小雨も降る中、寒さもまして来たが、和気あいあいの中で小物販売もまずまずで、最後にはマラソンにランナーとして参加した阪神タイガースの原口文仁選手がブースを訪れ、記念撮影を行い午後2時前に終了した。また来年も参加することを約束し解散した。(事務局 林繁行)

関西労災職業病2025年1月561号