蜂窩織炎で入院の巻 胸膜中皮腫患者の前向き一辺倒-闘病記~死ぬまで元気です/32 右田孝雄

さま、あけましておめでとうございます。今年も宜しくお願いします。

さて、コロナ禍で感染者も右肩上がりで、これから日本はどこへ進んでいくのか怖さすら感じる年明けとなってしまいました。

私たち中皮腫サポートキャラバン隊も昨年はコロナの影響で殆んど外に出て活動することができずに、専らインターネットのオンラインでの「中皮腫ZOOMサロン」が中心の活動となりました。ネット上とは言え、全国の患者さんたちが一堂に介して励まし合い情報共有できるため、この上ないシステムに出会えたと喜んでいます。一方では、生身の患者さんと直接手を取り合って励まし合うことができずに悔しい思いもしました。

そんな中での年明けでしたが、私は、現在入院中です。

私事ではありますが、年末に足の浮腫を取ろうと格安マッサージ店に行って膝下の浮腫に対して、オイルマッサージをしていただいたところ、ふくらはぎの小さな傷から両足にバイ菌が入り、蜂窩織炎(ほうかしきえん)となってしまいました。お陰で、年末は両足がパンパンに腫れてしまい、激痛も伴い、杖がなかったら立てないほどとなってしまったんです。それでも耐えてはいたのですが、我慢しきれず31日大晦日の午前3時に自ら運転してこっそり救急外来へ駆け込みました。

結果、抗生剤の点滴をして薬を処方してもらい二、三日様子を見て欲しいと言われて帰って来ました。そして、どうにか年を越したのですが、2日、再び足の腫れが引かず、痛みも酷くなってきたので、再度夕方から救急外来を受診しました。そして、抗生剤の点滴を打ち、更に強い薬をもらって帰りました。

強い薬に変えたからか、翌日は少し楽にはなりましたが、4日の休み明けに通常外来で皮膚科を受診すると、医師から即「入院しましょうか」と告げられて、病室に案内されました。

それから入院生活を余儀なくされております。この記事を書いているのは病室ですが、来週には退院できそうなので、帰ってからもしばらくは大人しく休養したいと思います。

この蜂窩織炎という病気は再発がしやすいため、気をつけなければいけないそうです。

この痛みを繰り返したくないので、今年もまたあんまり外には出て行けそうにないですね。

皆さんもくれぐれもお身体にはご自愛くださいませ。

筆者ミギえもんのブログ「悪性胸膜中皮腫と言われてどこまで生きれるかやってみよう!」
中皮腫サポートキャラバン隊HP みぎくりハウス

関西労災職業病2021年1月517号