名古屋、福井、前橋-胸膜中皮腫患者の前向き一辺倒-闘病記~死ぬまで元気です/46 右田孝雄

皆さん、ご機嫌いかがですか?私は至って元気です。

新型コロナも少し落ち着いている感もあり、キャラバン隊のピアサポート活動での各地方での交流も再開させていただきました。

4月3日は名古屋市で、4月17日は福井市で、そして4月24日は前橋市で、中皮腫・アスベスト疾患・患者と家族の会の各支部の集いにお邪魔しました。もちろん、私もそれぞれの場所で約1時間、皆さんの前でお話しさせていただきました。

名古屋での講演会は、2019年の栗田英治さん最後の講演会以来約3年ぶりでした。今回はマスコミには投げかけず、SNS等のみでお知らせしたので、3年前のような大盛況とまではいきませんでしたが、来て下さった方々との久しぶりの交流に終始笑顔で楽しいひと時を過ごせました。

2年と10ヵ月ぶりの名古屋での「中皮腫サポートキャラバン隊 in 名古屋」

福井での講演会は初めてでしたが、こちらは相談会含めてマスコミに広報したので、相談会からの流れで初めてお会いするアスベスト疾患の患者さんたちも来て下さり、予想以上の人が参加してくれました。中皮腫患者さんのご家族も来て下さって、色々お話しさせていただきました。中には「こういった集まりをもっとして欲しい」と泣きながら喜んでいただいた患者さんもいました。本当にこの新型コロナ渦で外に出られず、他の患者さんたちとも交流できずに孤独を味わっておられらた方がたくさんいることを実感しました。

『中皮腫・アスベスト疾患・患者と家族の会』北陸支部の集い

前橋も名古屋同様に3年ぶりの講演でした。中皮腫・アスベスト疾患・患者と家族の会北関東支部の1周年記念ということもあり、前回同様に多くの方々に出迎えられました。久しぶりにお会いする方、SNSでは繋がっていましたが初めてお会いする方など多くの患者さんたちとも顔を合わせて、励ましあえました。

中皮腫・アスベスト疾患・患者と家族の会北関東支部1周年記念講演

やはり私にとっては、このように直接お会いして話ができるのはやりがいも感じますし、改めてやってきて良かったと思いました。これからもあちこち行って、皆さんとお会いできれば幸いです。

ただまだ新型コロナにしても油断はできないですが、6月には福岡市、山口県、7月には東北地方での講演会や交流会も考えています。今のところ、私は全てに参加させていただくつもりですので、それまで体調管理もしっかりして、その日が来るのを待ちたいと思います。

また、日本肺がん学会診療ガイドライン検討委員会の中皮腫小委員会の外部委員にも選ばれました。こちらもオンラインではありますが、5月から7月にかけて会議が数回ありますので、今後の中皮腫治療のために、患者の立場として出席させていただきたいと思います。

さあ、色々忙しくなってきましたが、私はまだまだ元気です。

関西労災職業病2022年4月531号

悪性胸膜中皮腫と言われてどこまで生きれるかやってみよう!とおかげさまで5年経過達成しました(右田孝雄氏のブログ)

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