中皮腫サポートキャラバン隊が「中皮腫・アスベスト(石綿)賠償・給付金に関する弁護士への無料オンライン相談」を開始

中皮腫患者団体のNPO法人中皮腫サポートキャラバン隊が、アスベスト訴訟弁護団と大阪アスベスト弁護団の協力を得て、中皮腫をはじめとするアスベスト疾患患者、家族(遺族含む)向けに無料のオンライン相談を始めた。

5月17日の建設アスベスト訴訟最高裁判決以降、建設アスベスト被害を対象とした国の給付金法が成立し、来春から申請の受付が始まる

またさかのぼっては、2014年10月の泉南アスベスト訴訟最高裁判決以降、いわゆる泉南型(工場型)の国家賠償裁判を国を相手に提訴すれば和解金が受け取れる状況となっている。

泉南訴訟や建設訴訟とも、提訴から最高裁判決を得るまで、これに取り組んだ原告、弁護士たち(弁護団)の苦闘の歴史があった。

ところが、いったんこうした賠償や和解のスキームができあがるのを見計らうように、「国から和解金が受け取れます」という大々的な宣伝を行い、和解金や賠償金を受け取る業務を請け負う法律事務所や弁護士たちが登場するようになった。

こうした、いわゆる「フリーライダー(ただ乗り)」弁護士たちは、アスベスト訴訟や事件の経験と実績については、上記、泉南訴訟や建設訴訟を担ってきた弁護団と比べると、「無い」といえる。

また、「フリーライダー」は、幾多のアスベスト被害にかかわる企業賠償請求訴訟や労災不支給取消訴訟といった、難度の高い裁判に取り組んできたわけではない。

こうした状況に対応し、信頼して依頼することの出来る経験と実績の豊富な弁護士を紹介するために解説されたのが、「中皮腫・アスベスト(石綿)賠償・給付金に関する弁護士への無料オンライン相談」である。

関心のある方はぜひ利用していただきたい。