建設アスベスト訴訟第3陣,全国一斉提訴2020/3/24

闘いは、まだまだこれからだ

建設アスベスト訴訟で第3陣の一斉提訴が行われた。
弁護団によれば、札幌、東京、横浜各地裁、および、今回はじめて埼玉地裁に提訴された。
また、京都地裁、福岡地裁では追加提訴という形で提訴、さらに、4月には大阪地裁に大阪2陣の追加提訴の予定ということだ。
今回の提訴は被害者数で合計177人。これまでの全国総計は905人となった。
最高裁ではすでに、東京、神奈川、京都、大阪、福岡の各1陣が上告中、さらに4月27日東京2陣地裁判決、8月28日神奈川2陣高裁判決が予定されており、最高裁判決に向けた動きが年内にあると予想されている。
建設アスベスト被害者は、労災認定ベースでみても過半数を占めており、その闘いの今後はアスベスト被害全体の解決に大きな意味を持っていることは間違いない。(事務局 片岡明彦)

(当サイト関連記事)
https://koshc.jp/2020/03/24/kensetsuasbestos-rosaiseikyu/
https://koshc.jp/2020/03/22/2018nendoasbestosrosaijigyojokokai/

(今回3陣提訴関連報道)
“アスベスト吸い込み肺がんなどに” 200人近くが一斉提訴 NHK
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200324/k10012347551000.html?utm_int=news-social_contents_list-items_001
建設石綿で国と企業に賠償請求 総額約64億円求め6地裁に提訴 東京新聞
https://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2020032401002252.html

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