パノリムがコメント「サムスンの暗い歴史はイ・ゴンヒの死と共に終わらせなければならない」 ~サムソン電子会長イ・ゴンヒ死亡に際して~

サムソンの君臨は容認しない

サムソン電子会長が死去し、サムソン電子の職業病被災者と遺族とともに闘ってきたパノリムがコメントを出した。

サムソン電子の職業病問題については、当サイトでもその一端を報告してきたが、このコメントにもあるように、それはまさしくサムソンの闇、暗黒といえるものだ。以下に、パノリムのコメントを紹介する。

イ・ゴンヒの死と共に終止符を

サムソンのイ・ゴンヒ会長が亡くなった。彼はサムソンの経済的な成功と半導体神話の光栄を一人占めしてきた。しかし、イ・ゴンヒのサムソンが作った闇は小さくない。

労働者の健康と生命は、いつもサムソンの利潤の後に押し遣られた。半導体工場の放置された危険の中で、半導体神話の真の主役である労働者は病気に罹り、命を失った。被害者が問題解決を要求した時、サムソンは被害者を査察し、金で懐柔して、力で押さえ込んだ。サムソン共和国では政府も法もマスコミもサムソンと一緒であった。

被害者が10年を超えて闘った結果、闘いは終わった。贈収賄の犯罪で世論が悪化し、総帥が危機に直面した後にサムソンは退いた。

イ・ゴンヒのサムソンが犯してきた多くの問題は今でも解決されていない。

サムソンは職業病被害者をはじめとして、市民社会に対する不法査察行為を解決せよという要求には、依然として答えていない。2007年の不法秘密資金事態の時に処罰を逃れようとして約束した、経営者の辞任と秘密資金の社会還元は、ついに守られなかった。サムソン生命保険の被害者らと撤去民など、サムソンの被害者は依然として問題解決を要求して闘っている。サムソンの中小企業技術の奪取が最近までも続いているということが、国政監査の中で明らかになった。

再びこのような不幸なことが繰り返されないことを願う。そのためには、法の上に君臨してきたサムソンを、私たちの社会が、これ以上容認してはならない。サムソンの犯罪の歴史を断ち切るために不法な承継、会計詐欺犯罪に対するイ・ジェヨンの罪を厳重に問わなければならない。

サムソンの暗黒の歴史はイ・ゴンヒの死と共に終わらせなければならない。

半導体労働者の健康と人権を守る者(パノリム)
2020年10月25日

http://cafe.daum.net/samsunglabor/MHzN/605

韓国 サムスングループのイ・ゴニ会長死去 “カリスマ経営者”
2020年10月25日 18時14分 NHK

サムスン電子の李健熙会長が死去 卓越した経営手腕
10/25(日) 10:24 yahooニュース

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