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労働者のいのちと健康のために
ー関西労働者安全センターとはー

 関西労働者安全センターは、労働者のいのちと健康をまもり、安全で健康に働ける職場づくりに取り組む、労働安全衛生・労災・職業病に関する専門センターです。日常の相談活動が私達の基本であり、要(カナメ)です。1973年に設立され、労災職業病の防止と被災労働者の救済、労働安全衛生運動の推進を目的に、労働組合、被災者、専門家(医師、弁護士、研究者)が連携して様々な問題に取り組みます。団体や個人のみなさんの会費、機関誌購読料(月刊「関西労災職業病」)、寄付などによって活動しています。

全国労働安全衛生センター連絡会議に加盟し、全国の地域労働安全衛生センターと連携して活動しています。

労働安全衛生活動への支援、協力

労働安全衛生法、労災保健法、労働基準法などの関連法規、行政通達に関しての最新の情報・資料を提供します。職場の安全パトロールへの参加、学習会講師の派遣・紹介、有害化学物質情報の提供など、日常的な安全衛生委員会活動への協力や助言をおこないます。環境監視研究所、関係医療機関や、労働衛生、疫学の専門家とタイアップして、職場環境の分析、調査の依頼に応じます。安全衛生労災職業病講座の開催、腰痛予防ベルトの普及なども行なっています。

労災職業病認定、補償問題への取り組み

民間、公務員あるいは国籍を問わず、すべての労働者の労働災害、職業病、通勤災害に関する補償制度の適用、認定、上積み補償などの相談に応じます。当センターでは、頸肩腕障害、腰痛、中毒、過労死などの脳心臓疾患や精神疾患などの労災認定の取り組みを支援し、補償と予防に成果を上げてきました。労災保険不支給の行政訴訟や労災の民事損害賠償裁判による企業責任の追及にも、当センターに協力いただいている弁護士、医師、研究者とともに支援、協力をおこないます。

制度や政策の改善

全国各地の地域労働安全衛生センターや香港などアジアの安全衛生センターと全国労働安全衛生センター連絡会議(東京都)を基点としたネットワークで結ばれています。このネットワークを活用し、共通の重要課題について制度や政策面の改善をするため、毎年の厚生労働省交渉などの活動をおこなっています。

関西労働者安全センターの運営体制/入会・機関誌購読ご案内

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